住宅の手触り/松井晴子
12人の建築家による24軒の手触りのいい家。
本の帯に「毎日使う茶碗のように、使うほどに手触りのよくなる家がいい。
あなたは家について、語れる物語、ありますか?」と、あります。
著者が実際に建築家にお会いし、インタビューして、
もう既に住まわれている住宅を訪問して執筆した本。
建築家がクライアントと色々なキャッチボールを繰り返し、
どのような過程を経て、設計を進めていったかが、よくわかります。
12人の建築家は、設計のアプローチ方法やこだわっている部分は違いますが、
最終的には「住んでみて時間と共に味が出る家」という共通項があります。
12人の建築家のスナップ写真(くつろいだ写真)が、
設計した家のイメージとシンクロしています。
住宅の手触り/松井晴子