すべての空の下で/野寺治孝
副題が「写真を楽しむ42の方法」。
帯に「技術よりも感性で撮ろう。そのほうが写真はずっと面白い。」とある。
以下文中より抜粋
30.写真はジャズ。
写真は他の芸術の何と似ているか。
ビジュアルという共通点では絵画なのかもしれないが私は音楽、それもアドリブのあるジャズだと思う。
ジャズはインプロビゼーション、即ちそのときの感性に委ねて演奏するアドリブが命だ。
写真もその場の光や空気感を読んで一瞬を切り取る芸術だ。
そこがジャズと似ている。
あくまで私の持論だが「いい写真家は音楽、それもジャズ好きである」
すべての空の下で/野寺治孝