スケッチ・オブ・フランク・ゲーリー
フランク・ゲーリー(SKETCHES OF FRANK GEHRY)のDVDを鑑賞しました。
建築の前衛でいるために、どのようなスタンスで仕事をしているかということを、
映像化したドキュメンタリー。
監督はゲーリーの友人であるシドニー・ポラック。
スタディ模型を制作している場面は、とても興味深い。
建築家というより、芸術家といったイメージ。
「模型の段階でチェック出来ない部分は、金属の外壁に写る光。
それは、まるで生き物のよう。」と表現していた。
アアルトの講演会を聞いて、建築家を志したという話も面白かった。
ゲーリー自身が「自分の建築とアアルトの建築は一番似ている。」と言っているが、
これはおそらく有機的な形態というイメージからだと思う。
本人は「建築の形態はアンバランスが好き。」と言っているので、
これには、多少疑問が残るが・・・
ゲーリーの建築は一度、体感してみたいと思う。
SKETCHES OF FRANK GEHRY