堀部安嗣の建築/form and imagination
堀部安嗣さんの初の作品集です。自ら撮り続けてきた写真で構成されています。
以前、TV番組「渡辺篤史の建物探訪」で、写真家の住まいとスタジオである
六角形の家「府中の家」が紹介され、ずっと気になっていた建築家です。
写真と図面から開口部の位置と寸法に、細心の注意をはらっているのがわかります。
特に時間軸の長い詩的な空間を意識して設計されています。
光の取り入れ方に、メキシコの建築家ルイス・バラガンを思い起こしました。
バラガンの色彩を和(日本的なもの)に置き換えた感覚でしょうか。
自ら撮った写真からどういう空間にしたかったかが、とてもわかりやすいのが見ていて楽しめます。
最近、気になる建築家の一人です。
堀部安嗣の建築/form and imagination